Add to MyFolder

バックナンバー

月号を見る
前月  次月
新建築 2009年8月号
表紙の作品:四の坂タウンハウス
撮影:新建築社写真部
 
定価:¥2,000(本体¥1,905)
297mm x 221mm
 

ONLINE SHOPで購入

 
集合住宅特集--都市と住空間を繋ぐ手法
A・W・A設計共同体 設計組織ADH 都市再生機構+竹中工務店 若松均 ヨコミゾマコト 山代悟 長谷川逸子 千葉学 安宅研太郎 末廣香織末廣宣子 いすゞ+坂倉建築研究所 メジロスタジオ 飯田善彦 納谷学納谷新 北山恒 岸和郎 大平貴臣丸吉泰道 木下道郎 他 
【特集記事】日本で質のよい住宅都市は生き残れるのか=蓑原敬
広島市民球場=仙田満

目次のPDFをダウンロード

広島市民球場
MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島
設計 仙田満+環境デザイン研究所

施工 五洋・増岡・鴻治建設工事共同企業体他
所在地 広島県広島市
新建築 2009年8月号 037頁

MAP

 
老朽化した旧球場に変わって,別敷地に建設された新しい広島市民球場.JR在来線,新幹線に隣接していること,観客が観戦しやすい配置などを考慮した結果球場は非対称系となっている.さまざまな観戦がてきるように複数タイプの客席が用意され,1周600mのコンコースは子どもが遊びやすい空間として仙田満氏が提唱している「遊環構造」が適用されている.下部は鉄筋コンクリート造,上部はプレキャストコンクリート造となっている.

広島市民球場 MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島
設計:仙田満+環境デザイン研究所
撮影:新建築社写真部
ヌーヴェル赤羽台2号棟(A街区)
設計 A・W・A設計共同体(architecture WORKSHOP+ワークステーション+設計組織ADH)

施工 五洋・川田・受注連工事共同企業体
所在地 東京都北区 
新建築 2009年8月号 058頁

MAP

 
都市再生機構の1962年竣工した赤羽台団地の建て替え.第1期としてA街区2号棟をADH,ワークステーション,archietcture WORKSHOPからなる設計組織を編成し担当。L字型の囲い型で、8種類の企画型住戸により現代のライフスタイルに合った住まいを提供する。現在着工しているB1・B2・C街区もプロジェクトとして紹介。

ヌーヴェル赤羽台2号棟(A街区)
設計:A・W・A設計共同体(architecture WORKSHOP+ワークステーション+設計組織ADH)
撮影:新建築社写真部
プロジェクト:ヌーヴェル赤羽台3〜7号棟(B1・B2・C街区)
設計 NASCA+空間研究所+日東建設共同体(3・4号棟[B1街区])
   市浦+CAt設計共同体(5号棟[B2街区])
   山本堀アーキテクツ+みのべ設計共同体(6・7号棟[C街区])
施工 コーナン建設(3・4号棟[B1街区]) 鴻池組(5〜7号棟[B2・C街区])
所在地 東京都北区 
新建築 2009年8月号 067頁

MAP

 
都市再生機構の1962年竣工した赤羽台団地の建て替えの第2期.NASCA+空間研究所+日東建設共同体(3・4号棟[B1街区]),市浦+CAt設計共同体(5号棟[B2街区]),山本堀アーキテクツ+みのべ設計共同体(6・7号棟[C街区])が設計.かつての配置を踏襲しながら,中庭を囲み,新しい居住形態も意識した住戸プランを提案.2010年7月に竣工の予定.

撮影:新建築社写真部
高島平団地2-26-4号棟耐震改修工事
デザイン監修 木下庸子+設計組織ADH 江尻建築構造設計事務所 for Lights  
施工 菊池建設
所在地 東京都板橋区

新建築 2009年8月号 070頁

MAP

 
都市再生機構の団地で行われた最初の大規模耐震改修工事.共用廊下のスラブ下へのコンクリート打ち増しをした上で外付けフレームを設置。共用部分の給水、電気、ガスなどの配管をやり直し、共用廊下に整理した。

高島平団地2-26-4号棟耐震改修工事
デザイン監修:木下庸子+設計組織ADH 江尻建築構造設計事務所 for Lights 
撮影:新建築社写真部
ひばりが丘団地ストック再生実証試験
設計 都市再生機構+竹中工務店
施工 竹中工務店(A・B棟),菊池建設(C棟)
所在地 東京都東久留米市 

新建築 2009年8月号 072頁

MAP

 
ひばりが丘団地内の3つの住棟(A〜C棟)において、都市再生機構のストック再生に資する住棟単位での改修技術の開発をするための実証実験プロジェクト。解体工法や複数の構造における共用廊下の新設、住戸の拡充など、その実験項目は多岐に渡る。

ひばりが丘団地ストック再生実証試験
設計:都市再生機構+竹中工務店
撮影:新建築社写真部
neri bldg.2
設計 若松均建築設計事務所
施工 大勝建設
所在地 東京都練馬区

新建築 2009年8月号 078頁

MAP

 
「nerima project」構想(本誌0502)の2件目で,「neri bldg.」(同0608)の斜向かいに位置.ワンボリュームの全体の中に6戸の住戸が立体的に組み込まれている.共用部や室内は周囲の路地空間を立体的に取り込んだような複雑な構成.

neri bldg.2
設計:若松均建築設計事務所
撮影:新建築社写真部
KES
設計 aat+ヨコミゾマコト建築設計事務所
施工 新建築工房
所在地 東京都杉並区

新建築 2009年8月号 087頁

MAP

 
環状七号線付近,近隣商業地域に建つ7戸のバイクガレージ付き賃貸長屋.東側には第二種中低層住居専用地域が広がる.3,400mmの天井高と大きな開口部(東側は全面ガラス).室内は床から1,400mmの位置にサニタリーを浮かばせて,延床面積以上の広がりを持たせている.

撮影:新建築社写真部
STEPS
設計 山代悟+ビルディングランドスケープ
施工 佐藤秀
所在地 東京都世田谷区
新建築 2009年8月号 096頁

MAP

 

高架道路脇の三角に変形した角地に建つ賃貸集合住宅.デベロッパーが破綻し,新たな事業主の下で完成を迎えた.北側足元のボリュームは日影規制をクリアするために少しずつ削られている.すべての室内にはフロアレベルより45cmほど高くなった「縁側/STEP」が設けられ,ワンルームの空間に広がりを与えている.縁側は逆梁からキャンティレバーで張り出されている.




STEPS
撮影:新建築写真部
四の坂タウンハウス
設計 長谷川逸子・建築計画工房
施工 北野建設
所在地 東京都新宿区
新建築 2009年8月号 104頁

MAP

 
新宿区の「みどりの新宿30選」にも選ばれる四の坂にある地下1階地上2階の長屋.敷地内には,区から保存を要望された古樹が多く生えている.5m角の箱を既存樹木を避けてイレギュラーに並べ,箱と箱の間を変形したガラス張りのグラスルームで繋げた1棟の建物としている.28の住戸は,すべてのプランが異なるメゾネットタイプ.

撮影:新建築社写真部
STITCH
設計 千葉学建築計画事務所
施工 砂川建設
所在地 東京都立川市
新建築 2009年8月号 112頁

MAP

 
玉川上水沿いの緑地と連続するように大きく成長した既存のケヤキを残して,その間に建物を計画している.住宅以外にカフェや周辺住民が音楽ホールのように使える部屋もある.敷地内は通り抜けができるになっており,周辺に対して開放的な集合住宅となっている.近くの国立音楽大学の学生や音楽関係の家族などをターゲットとして音楽を核としたコミュニティを目指している.各ユニットには防音仕様のピアノ室を設け,閉じた室内をガラス張りの開放的な廊下で繋ぐ構成とし,中庭を囲むように配置している.

STITCH
撮影:新建築社写真部
ハスハウス
設計 安宅研太郎/アタカケンタロウ建築計画事務所
施工 岩本組
所在地 東京都北区

新建築 2009年8月号 124頁

MAP

 
小規模な住宅が建ち並ぶ住宅地に建つ.前面道路に対しセットバックし5層のボリュームと空地を確保している.最上階の5階はオーナー住戸.東西方向にトンネル状に抜け,ボールトと切妻の天井.構造と設備ダクトを天井裏に納めている.

ハスハウス
設計:安宅研太郎/アタカケンタロウ建築計画事務所
撮影:新建築社写真部
太宰府の長屋
設計 末廣香織+末廣宣子/NKSアーキテクツ
施工 千葉工務店
所在地 福岡県太宰府市
新建築 2009年8月号 131頁

MAP

 
川沿いの敷地に建てられた2戸の長屋.台形の敷地だが,風水の条件によって敷地の整形部分にのみ,正方形の平面で計画された.正方形の平面を階によって大きさを変えて,それらを斜めの壁状の扁平柱で構成された鉄筋コンクリートのラーメン構造となっている.ふたつの住戸はそれぞれ1,2階と2,3階のメゾネットとして,等しく川への眺望が取れるよう計画されている.

太宰府の長屋
撮影:新建築社写真部
CASA BELL OHIRA
設計 いすゞエステート+坂倉建築研究所
施工 五洋建設
所在地 栃木県下都賀郡
新建築 2009年8月号 138頁

MAP

 
隣接する自動車工場の家族寮と独身寮.工場の雑木林が伸びるように敷地内に残されていた既存樹木を残すため,住棟は南側に寄せて細長く屈折して配置された.一方,南には田園が広がっている.1階はピロティの駐車場とし,柱幅は車の幅に合わせて計画している.家族寮はバルコニーのタイプによって3つ分けられている.北風と工場への視線をカットするため,北側は屋内廊下とし,バルコニーは南側に配している.

CASA BELL OHIRA
撮影:新建築社写真部
熊川の集合住宅2
設計 メジロスタジオ
施工 オクダ建設
所在地 東京都福生市
新建築 2009年8月号 145頁

MAP

 
東京郊外に建つ集合住宅.建物は南側の幹線道路に対して雁行して配置され,見る角度によってさまざまな表情を見せる.各階の開口部は垂直方向の位置は同じだが,全体としてランダムに見えるように列ごとに高さがずらされている.室内はフラットスラブの上にレベル差を設け,各部屋を特徴づけている.北側には12mの帯状の空地を挟んで同設計者による「熊川の集合住宅1」がある.

熊川の集合住宅2
撮影:新建築社写真部
横須賀市営鴨居ハイム
設計 飯田善彦建築工房
施工 1期:馬淵建設
   2期・3期:馬淵建設・日建工業共同企業体
所在地 神奈川県横須賀市
新建築 2009年8月号 152頁

MAP

 
1953年に建てられた市営団地の建て替え.11棟と集会所が計画され,160戸が設けられている.2棟ペアの住棟で中庭を挟む配置とし,中庭を緑化し,ベンチを置いている.また,中庭と住棟の通路をクロスさせ,敷地全体を通り抜けと見通しのよい空間としている.住戸は2DKの基本ユニットを表裏一体で組み合わせていて,オプションユニットで住戸の広さを調節している.

横須賀市営鴨居ハイム
撮影:新建築社写真部
左近山団地再生計画
横浜国立大学大学院/建築都市スクールY-GSA 飯田善彦スタジオ
所在地 神奈川県横浜市
新建築 2009年8月号 159頁

MAP

 
PROTO plus
設計 納谷学+納谷新/納谷建築設計事務所
施工 河津建設
所在地 東京都中野区
新建築 2009年8月号 160頁

MAP

 
隣に建つ「PROTO」(新井の集合住宅:本誌0309)の増築.既存の避難階段とエレベータを共有することで,増築部をほぼすべて専有面積に.3,4階の住戸は,「PROTO」からブリッジを渡って入る.扁平ラーメン構造により,南北に大きな開口を持つ.平面を南北にずらして4住戸でテラスの位置を変えるなど,小さな操作で住戸にバリエーションを持たせている.

PROTO plus
撮影:新建築社写真部
集合住宅SK
設計 北山恒+architecture WORKSHOP
施工 ユニホー辰カンパニー
所在地 東京都世田谷区
新建築 2009年8月号 167頁

MAP

 
都内の住宅地に建てられたオーナー住戸付き集合住宅.ひとつの敷地を相続で兄弟が区分所有することとなり,その分筆線に合わせて2棟建てとしている.各住戸へのアクセス通路をグレーチングでつくり,それを2棟のエキスパンションジョイントにしている.低層住宅が建ちならぶ周辺環境に対応して,上部のオーナー部分はガラスの開放的な室とし,下部の賃貸部分はコンクリートの閉鎖的な室として,周辺との視線の交差などに配慮している.

集合住宅SK
撮影:新建築社写真部
祐天寺の集合住宅
設計 北山恒+architecture WORKSHOP
所在地 東京都目黒区
新建築 2009年8月号 173頁

MAP

 
住宅密集地にはめ込むように計画された集合住宅.ガラス壁面の開放的な3住棟とコンクリートの閉鎖的な6住棟があり,バルコニーで繋げられている.住棟間には広場的空間と路地的空間が形成される.基本の住戸ユニットは,開放的な空間,閉鎖的な空間,それらを繋ぐ半屋外のバルコニーを持つ.ユニット間で視線が交差するため,お互いの気配を感じ,気配りし合いながら生活するよう計画されている.

祐天寺の集合住宅
撮影:新建築社写真部
紙屋HOUSE
設計 岸和郎+K.ASSOCIATES/Architects
施工 斎藤工業
所在地 東京都渋谷区

新建築 2009年8月号 176頁

MAP

 
2階にクリニック,3〜5階がそれぞれ1フラットの住戸,6・7階がメゾネットの住戸.南側の道路からのアプローチ奧にあるエレベータで各住戸に直接アクセス.東側の壁面と住戸・クリニックとの間に,縦長のボイド(外部)を設けている.プライバシーと採光・通風を確保し,都心部の小規模ビルのプロトタイプが意識されている.

紙屋HOUSE
設計:岸和郎+K.ASSOCIATES/Architects
撮影:新建築社写真部
アパートメントS
設計 大平貴臣/大平貴臣建築設計事務所 丸吉泰道/丸吉泰道建築設計工房
施工 日祥工業
所在地 東京都港区

新建築 2009年8月号 183頁

MAP

 
近隣に広大な施設の緑地がある.既存の建て替え.1階は鉄筋コンクリート造,2・3階は木造.ふたりのオーナーの要望の違いを踏まえ,かつ外部階段を避け,内部に気積を確保するために曲面壁をつくっている.水回りは曲面壁の反対側の西側にまとめられている.

アパートメントS
設計:大平貴臣/大平貴臣建築設計事務所 丸吉泰道/丸吉泰道建築設計工房
撮影:新建築社写真部
[baoli]
設計 木下道郎/ワークショップ
施工 栗本建設工業
所在地 東京都目黒区

新建築 2009年8月号 190頁

MAP

 
東京・自由が丘の商業エリアと住宅地の間に建つ小規模商住複合建築.3・4階にふたつの住戸がある.囲われた中庭に大階段があり,1階のテナント以外は共通のアクセスとなっている.中庭に面してはグリッド状に正方形の開口が並ぶ.

[baoli]
設計:木下道郎/ワークショップ
撮影:新建築社写真部
広島市民球場作品解説
広島市民の夢の器
広島市民の夢の器
広島市民球場は原爆を投下された広島復興のシンボルであった.数年前「こどもの成育環境と都市」というテーマで,市で講演をした折,「市民球場は建て直さねばならないのだがどうしたらよいか,専門家としての意見...
仙田満
新建築 2009年8月号 037頁
広島市民球場構造解説
多様な形態のスタジアムへのPCa造の適用
このスタジアムは開かれたグランド,非対称かつ多彩な観客席を持っていることが特徴である.短工期,ローコストという条件の下で,多様な形態に対しての構造計画をどのように考えるかが重要であった.構造体を内側と外周部とに分け,さらに円周...
金箱温春
新建築 2009年8月号 037頁
STEPSコメント
よい経験を共有し体の中に蓄積するために
意識を都市へ向ける
等々力の集合住宅「STEPS」は,不動産ファンドに売却される投資用集合住宅として計画された.金融危機の影響もありデベロ...
山代悟
新建築 2009年8月号 096頁
STITCH作品解説
ケヤキと寄り添う空間
玉川上水沿いの鬱蒼とした緑から連なるようにして敷地に残っていたケヤキ,それらを活かした賃貸の集合住宅を建てたいという計画である.真っ先に考えたのは,このケヤキと寄り添うような,日々の生活においてケヤキを身近に感じられるような空...
千葉学
新建築 2009年8月号 112頁
STITCH対談
対談:オーナーとつくる環境と新しい郊外の住み方
集合住宅にはデベロッパーによるもの,コーポラティブハウス,オーナー型などがありますが,STITCHはオーナー型の集合住宅として成功している作品です.オーナーの青木さんと設計者である千葉さんが,どのようにコラボレーションをされた...
青木栄司 x 千葉学
新建築 2009年8月号 112頁
太宰府の長屋作品解説
意外な設計条件
意外な設計条件
川沿いの郊外住宅地に建つ2戸の賃貸長屋である.最初に依頼を受けた時は,とても設計しやすい敷地だと思った.設計条件としては,賃貸するのに最も効率のよい2戸の長屋形式とすることと,駐車場を4台分確保するこ...
末廣香織 x 末廣宣子
新建築 2009年8月号 131頁
太宰府の長屋構造解説
鳥カゴのようなラーメン構造で包む
外観の印象からは想像しにくいが,構造は力の流れが単純で分かりやすい鉄筋コンクリート純ラーメン構造を採用している.内部にできるだけ計画上の自由度を与えて階高を抑えるため,数多くの柱が外壁を包み込む鳥カゴのような架構を構成し,内部...
末廣香織
新建築 2009年8月号 131頁
CASA BELL OHIRA作品解説
環境を生かし「風景」をつくる
環境を生かし「風景」をつくる
「CASA BELL OHIRA」は東西に約400m伸びる3haの敷地に計画され,自動車工場の家族寮(1期72戸)と独身寮(2期102室)からなる.敷地南側は関東平野北部の平坦な田園が広...
東泰規
新建築 2009年8月号 138頁
横須賀市営鴨居ハイム
共同体を継承する空間

共同体を継承する空間
1953年に建設された古い団地の建て替えである.プロポーザル時の調査で最初に訪れた時に見た,尾根に囲まれた低地に80戸ほどの木造平屋の小住宅が垣根越しに並ぶ風景は,子供のころにタイムスリップしたような何か非現実味を帯びた懐かしさにあふれていた...

飯田善彦
新建築 2009年8月号 152頁
左近山団地再生計画作品解説
2008年度飯田スタジオ課題 「大規模団地の再生」(抜粋)
今期飯田スタジオでは,旭区に位置する左近山団地を取り上げ集住環境の再構築を課題とする.横浜市内には数多くの「団地」と名前が付いた集合住宅群が存在するが,地区面積5.0ha,分譲住宅戸数500戸以上の巨大団地だけでも19に上る....
飯田善彦
新建築 2009年8月号 159頁
左近山団地再生計画作品解説
Y-GSAの僕のスタジオは「街に出て建築を考える」ことを主題にしている.最初の年は横浜市と連係して「黄金町」を取り上げ,その後の「日の出スタジオ」(本誌0811)の実現に繋がった.そして2年目の課題が「大規模団地の再生」である...
飯田善彦
新建築 2009年8月号 159頁
集合住宅SK作品解説
小さな資本主義
世田谷などの東京区部の住宅地は,かつては賃貸のマーケットとしては駅勢圏から外れていたエリアもしだいに開発されて,静かな住宅街も集合住宅へ建て替えが進んでいる.都市に住まうということが,単に利便性だけが求められているのではなく,...
北山恒
新建築 2009年8月号 167頁
祐天寺の集合住宅作品解説
静かなメタボリズム
この10年ほど,東京の密集市街地の中に,まるで象嵌するように集合住宅をはめ込む仕事をいくつか経験している.それは密集市街地の中にあり,取り付き道路が細街路であるため開発が困難なもの,旗竿敷地で共同住宅が建てられないような変形敷...
新建築 2009年8月号 173頁
特集記事
日本で質のよい住宅都市は生き残れるのか —14年経った幕張ベイタウンの今
今という時代
私たちの世代は,よい住宅をデザインすること,よい住宅団地を設計することに力を尽くすことが時代のエトスだった時期を生きてきた....
蓑原敬
新建築 2009年8月号 051頁
ESSAY
横浜発コンパクトシティ
アメリカのG.B.ダンツィクとT.L.サアティが,モータリゼーションの進展などによるニューヨークをはじめとする肥大化した都市の問題を指摘し,快適で効率的な都市づくりを目指して「コンパクトシティ」を提言したのは197...
浜野四郎
新建築 2009年8月号 011頁
古い,ということ
多くの組織と同様に,自分たちもWEBサイトを持ち,運営,維持し続けている.このところ,そのサイトをリニューアルしようという話があり,幾度もミーティングを重ねるのであるが,なかなかスムーズに事が進行しない.誰に頼まれたわけでもな...
桐敷真次郎
新建築 2009年8月号 013頁
COLUMN
イタリア・ラクイラ地震復興支援計画 G8サミット日本政府支援プロジェクト・仮設音楽ホール
4月6日午前3時,ローマの北東約100kmに位置するイタリア・アブルゾ州の首都ラクイラをマグニチュード6.3の大地震が襲った.最も建築被害が大きい旧市街は,不幸中の幸にも夜中の発生で,大学,オフィスなどの建築の中や通りには人が...
坂茂
新建築 2009年8月号 018頁
連載:○○発:今,変革に応えて
偏った世界観を捨て「夢のかけら」をばら蒔こう──「どこでもアートポリス」
課題
熊本では,再びアートポリス(KAP)が脚光を浴びている.
20年前に華々しくスタートしたKAPは,プロジェクト総数が約80...
桂英昭
新建築 2009年8月号 020頁
連載:○○発:今,変革に応えて
大規模リゾート開発のゆくえ
課題
東京にアトリエ事務所を構える私たちに,沖縄のリゾートホテルの計画が依頼されたのは2005年末である.沖縄本島北部,美しい海を前にした...
高橋真奈美 x 杉千春
新建築 2009年8月号 021頁
EXHIBITION
ZONE〜陽炎,稲妻,水の月 ボールチェーンによる動きのある舞台空間
新潟市民芸術文化会館(設計:長谷川逸子,本誌9901)の専属舞踊芸術集団「Noism」.舞踊部門専属監督に金森穣氏を迎えて2004年4月に設立されたダンスカンパニーである.今回,新国立劇場と共同制作されたのが「ZONE」(三部...
田根剛
新建築 2009年8月号 025頁
EXHIBITION
カンポ・バエザの建築──The Creation Tree インタビュー:光の寸法とプロポーション
——建築において光が重要だとおっしゃっていますが,あなたの建築にとって光とは何ですか?
新建築 2009年8月号 025頁
BOOKS
『a+u』2009年6月別冊 ロバート・ヴェンチューリと デニス・スコット・ブラウンから学ぶもの 日常に学ぶ時代
コンテクスト/トロイカ/展望
屋根,窓,煙突といった,モダニズムが排除したはずの慣習的なレトリックを駆使した住宅「母の家」(1959年)で...
藤村龍至
新建築 2009年8月号 027頁
FOCUS-IN
いつまでも美しい外観に 田口知子氏が選んだ光触媒コーティング材 TOTOオキツモコーティングス──ハイドロテクトカラーコートECO-EX
建築の外壁をいつまでもきれいに保つTOTOオキツモコーティングスの光触媒塗料ハイドロテクトカラーコートECO-EX.優れた防汚性能だけではなく,環境にもやさしい塗料として注目されている.今回は最近竣工した「TRAP...
新建築 2009年8月号 029頁