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新建築 2009年10月号
表紙の作品:丸の内パークビルディング/三菱一号館
撮影:新建築社 写真部
新建築2009年10月
 
定価:¥2,000(本体¥1,905)
297mm x 221mm
 

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日本ユダヤ教団+ロレックス中津ビル+幕張メッセ ペデストリアンブリッジ=槇文彦 丸の内パークビルディング+三菱一号館=三菱地所設計 プロジェクト:東京駅丸の内駅舎保存・復原 日産本社=竹中工務店 
【巻頭インタビュー】人びとの歓びのための建築をつくり続ける=槇文彦

自然と呼応する建築プロジェクトウエスト=三分一博志 ROOF HOUSE=藤森照信 離山の家=城戸崎博孝 方の家=TNA 葉山ゲストハウス=坂倉建築研究所 KAJIMA DESIGN NOWHERE BUT SAJIMA・軒の家=吉村靖孝
小さな木造ネットの森=手塚貴晴+由比 東大フォリー ゆらぐ森 水辺の文化座=芦澤竜一 蕪坐離庵=久保清一

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日本ユダヤ教団
設計 槇総合計画事務所
施工 戸田建設
所在地 東京都渋谷区
新建築 2009年10月号 042頁

MAP

 
日本におけるユダヤ教のコミュニティセンターの建て替え.シナゴーグ以外にも集会や日曜学校のための場所を含む複合的な施設.交通量の多い道路に面した傾斜地に建ち,セットバックした配置.2階のシナゴーグは天井と壁に張られたメープル練り付けのリブによって包まれた空間.外壁は六芒星をモチーフにしたタイル貼りとスギ板本実型枠コンクリート打ち放し.

日本ユダヤ教団
撮影:新建築社写真部
ロレックス中津ビル
設計 槇総合計画事務所
施工 竹中工務店
所在地 大阪府大阪市北区
新建築 2009年10月号 052頁

MAP

 
東側に高架の新御堂筋が走り,南側と西側には高層の建物など,周辺環境の厳しい敷地に建つ.三層構成のピアノ・ノービレに当たる2〜5階(作業室や事務室など)は,帯状のセラミックプリント(丸穴付き)と透明ガラスのカーテンウォールを各階で位置を変えながら配している.7階(カフェテリアやライブラリーなど)は曲面の屋根を持つ開放的なボリューム.

ロレックス中津ビル
撮影:新建築社写真部
幕張メッセ ペデストリアンブリッジ
設計 槇総合計画事務所
施工 清水建設
所在地 千葉県千葉市美浜区
新建築 2009年10月号 062頁

MAP

 
「幕張メッセ」の第1期(本誌8912)と,第2期(同9801)を繋ぐ歩行者用のブリッジ.白いテフロンテント膜で屋根が覆われ,既存の金属,コンクリート,ガラスの風景の中に軽快なイメージをつくり出している.屋根は鉄骨トラスによって最大39m,床版はブロックをPC鋼線で圧着した構造で最大36mのスパンを飛ばしている.

幕張メッセ ペデストリアンブリッジ
撮影:新建築社写真部
丸の内パークビルディング/三菱一号館
設計 三菱地所設計
施工 竹中工務店 きんでん 東光電気工事 弘電社 高砂熱学工業 斎久工業 西原衛生工業所 三菱電機 日立製作所 東芝 小岩井農牧
所在地 東京都千代田区
新建築 2009年10月号 068頁

MAP

 
都市再生特別地区の指定を受けて,地上34階建ての丸の内パークビルディングとの一体開発で,丸の内最初のオフィスビルである三菱一号館が復元された.復元では,保存部材などに基づいて素材やディテールまでを復元しているほか,免震構造を採用することで,創建時の煉瓦組積造,耐火性能試験によって,木造小屋組の構造も復元している.

丸の内パークビルディング/三菱一号館
設計:三菱地所設計
撮影:新建築社写真部
プロジェクト
東京駅丸の内駅舎保存・復原

設計 東日本旅客鉄道 東京工事事務所・東京電気システム開発工事事務所 東京駅丸の内駅舎保存・復原設計共同企業体
施工 東京駅丸の内駅舎保存・復原工事共同企業体
所在地 東京都千代田区
新建築 2009年10月号 080頁

MAP

 
現在は2階建ての駅舎であるが,1914年に辰野金吾の設計で創建された当時は,3階建てでドームも現在とは異なる形状であった.2007年4月から進められている保存・復原工事によって,この創建当時の姿が蘇ると共に,地下躯体の新設,駅,ホテル,ギャラリーなどの機能強化が行われる.また,特例容積率適用区域の適用により,東京駅の余剰容積は周辺の各ビルに移転されている.

プロジェクト
東京駅丸の内駅舎保存・復原
設計:東日本旅客鉄道 東京工事事務所・東京電気システム開発工事事務所 東京駅丸の内駅舎保存・復原設計共同企業体
撮影:新建築社写真部
日産自動車グローバル本社
設計 竹中工務店
施工 清水建設
所在地 神奈川県横浜市西区
新建築 2009年10月号 084頁

MAP

 
日産自動車の本社機能とギャラリー(ショールームなど)が主要な構成要素になっているオフィスビル.横浜駅とみなとみらい21地区を結ぶ公共通路が建物内を貫通している特殊な条件を読み解き,公共性のあり方や都市的見地に立った計画がなされた.外壁に設けられたルーバーは,日射の調整以外に,周辺の高層ビルとの視線の交差を調停し,本社としてのセキュリティを確保している.

日産自動車グローバル本社
撮影:新建築社写真部
プロジェクトウエスト
設計 三分一博志建築設計事務所
施工 シマダ
所在地 瀬戸内
新建築 2009年10月号 098頁

MAP

 
瀬戸内海に面した丘に立地する.緩やかに傾斜した敷地に煉瓦壁の母屋,離れ,蔵を雛壇状に配置し,居間を含むガラスの空間でそれらを繋いでいる.ガラスの空間には,地形に合わせてレベル差が設けられており,空気や熱が,地形に沿って緩やかに移動することで室内環境が整えられている.

プロジェクトウエスト
設計:三分一博志建築設計事務所
撮影:新建築社写真部
ROOF HOUSE
設計 藤森照信+中谷弘志
施工 アキムラフライング・シー
所在地 滋賀県近江八幡市
新建築 2009年10月号 110頁

MAP

 
近江八幡の鶴翼山(別名:八幡山)の裾野に建つ平屋住宅.中庭を中心に部屋を配置した回廊式プラン.壁は現場で焼いた焼杉板貼り,屋根と9つの塔屋の仕上げは手曲げ銅板.また主室の壁全体には蒲生土が塗られている.塔屋はそれぞれ茶室,ゲストルーム,子供室のロフト,採光のための吹き抜けとなっている.

ROOF HOUSE
撮影:新建築社写真部
離山の家
設計 城戸崎建築研究室
施工 新津組
所在地 東日本
新建築 2009年10月号 118頁

MAP

 
既存の樹木が生い茂った敷地の北側に建物を配置し,南に大きく庭が取られている.庭に面してフルハイトの大きな開口と庇とテラスが設けられている.奥行が深く,軒髙を低く抑えられた庇は,庭と建物との間に中間領域を形成すると共に,スチールプレートのシャープな軒先が外観にプロポーションに調和をもたらしている.

離山の家
撮影:新建築社写真部
方の家
設計 武井誠+鍋島千恵/TNA
施工 新津組
所在地 長野県北佐久郡軽井沢町
新建築 2009年10月号 126頁

MAP

 
軽井沢の別荘地に建つ夫婦と2匹の犬のための週末住宅.傾斜地にあり,周辺は比較的細い木々で囲まれている.75mm角の鉄骨柱(76本)が屋根と床を支える.内部は列柱の間隔により,人やペットが通過できたり壁になったりする.

方の家
撮影:新建築社写真部
葉山ゲストハウス
設計 坂倉建築研究所 KAJIMA DESIGN
施工 鹿島建設
所在地 神奈川県三浦郡
新建築 2009年10月号 134頁

MAP

 
葉山の海岸沿いに建つゲストハウス.大屋根の長辺は29,500mm.庇の張り出しは3,000mm.屋根勾配(1.5/10)は地上から屋根面が見えないように配慮された傾斜となっている.1階はラウンジ,ダイニング,リヴィング,キッチン,2階にはゲストルームが3部屋ある.

葉山ゲストハウス
撮影:新建築社写真部
NOWHERE BUT SAJIMA
設計 吉村靖孝建築設計事務所
施工 平成建設
所在地 神奈川県横須賀市
新建築 2009年10月号 142頁

MAP

 
敷地が民間開発による護岸を含むため,海に接して建つ一週間単位の貸し別荘.江ノ島や富士山を望むことができる.内部は,海に向かう一方向の筒状の空間が連続する.壁面を一方向に配することで,開口から見える風景を限定し,周囲から見られることなく開放的に過ごすことができる.それぞれの筒は多様な形や色調.

NOWHERE BUT SAJIMA
撮影:新建築社写真部
軒の家
設計 吉村靖孝建築設計事務所
施工 アートホーム湘南

所在地 神奈川県足柄下郡箱根町
新建築 2009年10月号 150頁

MAP

 
自然公園法に基づき,勾配屋根や50cm以上の軒の出などが要請された.富士山への眺望を活かすため2階建てとし,大きな軒をつくり,その下に諸室のボリュームをずらしながら配している.視線の抜ける開口や2階の風穴でもあるテラスなどによって,内外が混ざり合うような空間となっている.

軒の家
撮影:新建築社写真部
ネットの森
設計 手塚貴晴+手塚由比/手塚建築研究所 今川憲英/TIS&PARTNERS
ネットアート MacAdam堀内紀子/Inteplay Design & Manufacturing

施工 分離発注
所在地 神奈川県足柄下郡箱根町
新建築 2009年10月号 157頁

MAP

 
ネットの森は箱根彫刻の森美術館内の一画に建っており,MacAdam堀内紀子氏のネットアートを内包する施設.500本を越える木材を積み上げ,350m3ものヴォリュームを有する.木材はダグラスファー集成材.各部材はCNCによって切り出しており,基壇部を除き一切の金物を使用していない.また,周辺のランドスケープのデザインも担当している.

ネットの森
撮影:新建築社写真部
五月祭のフォリー
♯gradient+Wing Arch

統括 東京大学木質材料学研究室
設計 山口和弘 渡辺一生 木本次憲

施工 東京大学木質材料学研究室+環境材料設計学研究室+木造建築コース
所在地 東京都文京区
新建築 2009年10月号 165頁

MAP

 
東京大学の五月祭に,木質材料研究室の学生が,毎年セルフビルドで制作しているフォリー.今年は「ずらして・重ねて・留める」というテーマで2案が制作された.♯gradientは通常廃材となるヒノキやスギの剥き芯を井形に組んでずらしたもの.Wing Archは3mmのラワン合板と角材で構成された弓形ユニットで2本の軽快なアーチをつくり出している.
『新建築』ではこれまでに以下の作品を紹介している.
五月祭のフォリー E-CHO+IJS(新建築 2008年12月号 100頁),五月祭のフォーリー THE NAVE+WR System(新建築 2007年9月号 192頁),五月祭のペンローズドーム(新建築 2006年10月号 178頁)

五月祭のフォリー
♯gradient+Wing Arch
統括:東京大学木質材料学研究室
設計:山口和弘 渡辺一生 木本次憲
撮影:新建築社写真部
ゆらぐ森
設計 西高秀晃 二宮佑介 藤末萌/横浜国立大学
施工 横浜国立大学「建築デザインスタジオⅡ」受講者
所在地 横浜国立大学建築学棟横
新建築 2009年10月号 170頁

MAP

 
横浜国立大学4年生によって学園祭のためにつくられた仮設空間.厚み9mmの合板を○状に継ぎ合わせ荷重を支えている.部分的に2層になっており,角度によって空間の見え方がさまざまに変化していく.

ゆらぐ森
撮影:新建築社写真部
水都大阪 水辺の文化座
BAMBOO FOREST & HUTS WITH WATER
設計 芦澤竜一建築設計事務所+滋賀県立大学陶器浩一研究室+tmsd萬田隆構造設計事務所
施工 大和建設+翠豊
所在地 大阪府大阪市中央区

新建築 2009年10月号 173頁

MAP

 
大阪の中之島に設置されたイベント会場.竹の架構で覆われた「BAMBOO FOREST」を中心に,6つの小屋「COLLINS HUT」と文化劇場「FOLDED-PLATE HUT」がある.「BAMBOO FOREST」は11のユニットと竹の格子屋根からなる.竹は琵琶湖沿岸の荒廃した竹林から切り出し,資源として利用した.

水都大阪 水辺の文化座
BAMBOO FOREST & HUTS WITH WATER
撮影:新建築社写真部
永元寺 蕪坐離庵
設計 久保清一+鍵山昌信/アルキービ総合計画事務所
施工 トリスミ集成材
所在地 大阪府堺市
新建築 2009年10月号 176頁

MAP

 
大阪南部の国道沿いに建つ.壇信徒が自由に使えるような集いの場が構想された.小断面の集成材によるラーメン構造で,40畳無柱の広間を実現している.その外側には回廊状に縁が配されている.敷地のレベル差を活かしながら,水盤や南庭などの外部空間と繋げている.

永元寺 蕪坐離庵
撮影:新建築社写真部
丸ノ内パークビルディング/三菱一号館作品解説
歴史と融合する
歴史と融合する
計画は美術館用途と広場を主たる貢献要素として都市再生特別地区の指定を受けた大規模複合施設であり,丸の内パークビルディングの...
山極裕史
新建築 2009年10月号 068頁
丸ノ内パークビルディング/三菱一号館作品解説
丸の内の原点を復元する
丸の内の原点を復元する
「三菱一号館」(1894年竣工)は,明治期にスタートした東京丸の内のオフィス街建設の最初に建てられたオフィス建築で...
新建築 2009年10月号 068頁
東京駅丸の内駅舎復元作品解説
創建時の姿を再現
創建時の姿を再現
東京駅丸の内駅舎を未来へ継承すべき貴重な歴史的建造物として,残存している建物を可能な限り保存すると共に,創建当時の姿に復...
鎌田雅己
新建築 2009年10月号 080頁
東京駅丸の内駅舎復元作品解説
丸の内の変貌 希望と危惧と

三菱一号館が再現されて,丸の内地区に新たな個性が加わった.三菱一号館こそ,1894年に竣工したわが国初の本格的オフィスビルであり,この建物によって日本にオフィス街が生まれていったのである.一号館に続いた赤煉瓦のオフィスビル街は一丁倫敦と呼ばれた.やがて一丁倫敦の煉瓦建築はコ...

鈴木博之
新建築 2009年10月号 080頁
東京駅丸の内駅舎復元作品解説
品格ある街づくり
ノブレス・オブリージ
ここ10年余の丸の内の再生を目指す街づくりでは,「丸の内らしさ」が追及されてきたと考えられる.公民協働で街づくりを進...
小林重敬
新建築 2009年10月号 080頁
プロジェクトウエスト
エナジースケープ
エナジースケープ
これは3組の施主による共同プロジェクトとして始まった.ひとつの敷地を共有してお互いに自然の恵みを分かち合うことにより,生...
三分一博志
新建築 2009年10月号 098頁
ROOF HOUSE解説
建築と自然の調停──屋根と土
「この施主なら,あなたのやり方を理解できると思う」との知己の紹介で,設計は始まった.施主夫妻が焼杉ハウス(本誌0706)を見た後,設計は本格化するが,要求や条件はないに等しかった.今思い出しても,明るい室内,チョコ...
藤森照信
新建築 2009年10月号 110頁
インタビュー
建築とお菓子に共通するものづくりの姿勢
クライアントの山本隆夫さんは,1872年(明治5年)創業の菓子屋「たねや」のCEOである山本徳次さんの息子で,洋菓子「クラブハリエ」のグランシェフを務めるなど,伝統を守りつつも絶えず新しいものづくりに挑戦している....
山本隆夫
新建築 2009年10月号 110頁
離山の家作品解説
「庇」の存在
「庇」の存在
敷地の周辺には,年月を経て立派に育った木々が林立する風景が広がっています.設計にあたり,これらの木々が織りなす繊細なシルエッ...
城戸崎博孝
新建築 2009年10月号 118頁
方の家作品解説
「間」の取り方で建築をつくる
「間」の取り方で建築をつくる
軽井沢に建つ別荘である.尾根に沿った細長い敷地には,熊笹が群生し,周辺には比較的幹の細い木々が生えている.緑豊かな,繊細な森の傾斜地に,夫婦ふたりと2匹の犬のための建物...
鍋島千恵 x 武井誠
新建築 2009年10月号 126頁
方の家構造解説
間仕切り柱による構造
間仕切り柱による構造
この週末住宅は,軽井沢の急勾配の傾斜地に建つ平屋の鉄骨造である.平屋と言っても,ピロティになっているため,構造的には2階建てとなる.この住宅は,斜め材が一切ない.76本の細い柱...
鈴木啓
新建築 2009年10月号 126頁
葉山ゲストハウス作品解説
街の記憶
街の記憶
特別な土地に出会った時,そこから発するオーラのようなものを感じることがある.そんな時,土地が培ってきた歴史や,そこに刻まれた人びとの記憶に想いをはせる.建物を建てることで,慣れ親しんできた...
坂倉竹之助
新建築 2009年10月号 134頁
葉山ゲストハウス作品解説
緩やかに繋ぐ
緩やかに繋ぐ
海と山に挟まれた稀有な土地から,その豊かな外部環境を包含するリビングスペースを切り出したいと考えた.
存在感のある石壁によって外部...
高沼晃子 x 萬代恭博
新建築 2009年10月号 134頁
ネットの森作品解説
箱根彫刻の森/キャンプファイアのような領域
箱根彫刻の森のマスタープラン
今回われわれが請け負ったのは「箱根彫刻の森美術館」全体のメンテナンス.そのマスタープランの一環として実現したのがこのネットの森である.美術館も創立40年ともなると当然のことな...
手塚由比 x 手塚貴晴
新建築 2009年10月号 157頁
ネットの森構造解説
木造組積ドームの架構
木造組積ドームの架構
「ネットの森」の木造組積ドームは,任意平面形状かつ半楕円体形状で構成されており,接合部が不安定なものになっている.これを解決するため,ふたつの部材の接合部にダボ部材と楔部材,上の部材...
今川憲英
新建築 2009年10月号 157頁
五月祭のフォリー作品解説
♯gradient
♯gradient
剥き芯によるトンネル

フォリーの材料は,合板の作成過程で端材として生じる剥き芯である.工程上排出される長さ2...
山口和弘
新建築 2009年10月号 165頁
五月祭のフォリー作品解説
Wing Arch
Wing Arch
3mm合板による軽量な2本のアーチ

コンセプト模型の段階では軸材1本でバルサを弓状に湾曲させたユニットを「ず...
木本次憲
新建築 2009年10月号 165頁
五月祭りのフォリー作品解説
実用化まで視野に入れた課題
実用化まで視野に入れた課題
木質材料学研究室では,毎年,東大の学園祭である五月祭に,木質材料で構成された実大の仮設建築物を学生たちのセルフ...
稲山正弘
新建築 2009年10月号 165頁
ゆらぐ森作品解説
○が支え合ってできる複雑な風景
「ゆらぐ森」は,横浜国立大学4年生の授業「建築デザインスタジオⅡ」の第1課題として取り組んだ,学園祭のための仮設空間であり,学内コンペの結果実施案として選ばれたものである.
30×40mmの根太をグリッド...
藤末萌 x 二宮佑介 x 西高秀晃
新建築 2009年10月号 170頁
ゆらぐ森構造解説
薄い木材の積層架構の実現
横浜国立大学の学園祭では毎年,インスタレーションが製作される.本年度,その選抜審査に参加した.候補案は魅力的なものが多く,審査は難航した.形態も素材も多種多様.建築を竣工までもっていくには膨大なパワーが必要となる....
佐藤淳
新建築 2009年10月号 170頁
水都大阪 水辺の文化座 BAMBOO FOREST & HUTS WITH WATER作品解説
身の回りに溢れるもので建築をつくる
身の回りに溢れるもので建築をつくる
大阪中之島で開催されている「水都大阪2009」の主会場「水辺の文化座」の計画である.160組以上のアーティストが活動するための7つの木造の小屋と,それらの中心部に竹造の...
芦澤竜一
新建築 2009年10月号 173頁
水都大阪 水辺の文化座 BAMBOO FOREST & HUTS WITH WATER構造解説
「しなやかに」覆う
「しなやかに」覆う
「人と自然のあるべき関係」を問い直したい.
工業製品ではなく自然な材料でしなやかに会場を覆いつくそう,また,それを学生たちと...
陶器浩一
新建築 2009年10月号 173頁
巻頭インタビュー
人間とは何かを考えながら建築をつくり続ける 建築におけるバナキュラーと普遍性
誰のための建築なのか
──数々の海外プロジェクトが進んでいる中で,国内に3つの建築がほぼ同時期にできました.それぞれどのようなことを考えて設計されたのですか.
槇文彦(以下,槇)  今回の3つのプロジェクト...
槇文彦
新建築 2009年10月号 036頁
エッセイ
小さな建築の環境 環境スケールという概念
建築と環境の相関性要素
この特集では「小さな建築の環境」をテーマにした作品が紹介されています.建築と環境をテーマにした建築は地域に差はある...
和田隆文
新建築 2009年10月号 097頁
エッセイ
白い,ということ
先日,自動車を買い換えた.今まで,クルマと言えば,ほとんどシルバーに乗っていたが,どうもスタイリングと色には密接な関係があるようで,新しいクルマはなぜか白の方が好ましく思える.このフォルムと色の相性はそれ自体でなかなか興味深い...
伊藤弘
新建築 2009年10月号 019頁
連載:○○発:今,変革に応えて
デューデリジェンスに文化を!
課題
昨年来の経済危機については,さまざまな要因が指摘され,市場主義経済の行き過ぎとも言われている.その中で,建築関係者にとって,影響を受...
北泰幸
新建築 2009年10月号 021頁
連載:○○発:今,変革に応えて
「みんなでつくる」という経験の共有が地域を動かす
課題
建築をつくることによって地域に新しい活動が生まれ育っていくような仕事をしたいと思っている.そのためには通常の設計業務の,前と,後を含...
内田文雄
新建築 2009年10月号 023頁
一丁倫敦と丸の内スタイル展
美術館として復元された三菱一号館(2009年竣工,68頁)では,2010年4月の開館を前に,プレオープンイベントとして竣工記念の展覧会が行われている.
明治時代,三菱一号館を筆頭に丸の内に形成された煉瓦造のオフィスビ...
新建築 2009年10月号 029頁
EXHIBITION
ルイス・バラガン邸をたずねる 展
ワタリウム美術館にて,メキシコを代表する建築家ルイス・バラガン(1902〜88)の展覧会が開催されている.この展覧会でスポットライトが当てられたのは,1948年の完成よりバラガンがこの世を去るまで40年間を過ごした...
新建築 2009年10月号 031頁
EXHIBIION
MOT×Bloomberg パブリック・スペースプロジェクト 大西麻貴+百田有希 《夢の中の洞窟》
東京都現代美術館(本誌0905)の公共スペースを使い,若手アーティストに作品展示の機会を提供するMOT×Bloomberg パブリック・スペースプロジェクト.その一環として,現在,メディアコートにて,大西麻貴氏+百...
新建築 2009年10月号 031頁