Add to MyFolder

 

月号を見る
前月  次月
新建築 2010年2月号
表紙の作品:ヨコハマアパートメント
設計:西田司+中川エリカ/オンデザイン
撮影:新建築社写真部
新建築2010年2月
 
定価:¥2,000(本体¥1,905)
297mm x 221mm
 

ONLINE SHOPで購入

 
主な収録作品:フォー・ボクシーズ・ギャラリー+リンツ・スーパー・ブランチ=アトリエ・ワン他 アトリエ・ビスクドール=前田圭介 空の教会=伊丹潤
集合住宅特集 新しい共有のかたち
ヨコハマアパートメント=
オンデザイン SH=坂倉建築研究所 パークシティ浜田山=光井純+KAJIMA DESIGN 大崎ウエストシティタワーズ=UG都市建築 12のストゥッディオーロ(MM1221)=小嶋一浩赤松佳珠子/CAt trois=佐藤光彦 松ヶ崎荘=長坂大/Méga House T=ビーフンデザイン+なわけんジム 国領アパートメント=小川広次 TRIFOLIATE=早草睦惠 浜田山のコーポラティブハウス=インターデザインアソシエイツ他 Y-3=駒田剛司駒田由香 下目黒ハウス=室伏次郎 石双居=ラブアーキテクチャー

建築論壇
site specificからsite determinedへ 建築がその場所にできること 千葉学

目次のPDFをダウンロード

フォー・ボクシーズ・ギャラリー
設計 アトリエ・ワン+筑波大学貝島研究室
施工 Dan-element
所在地 デンマーク・スキーブ
新建築 2010年2月号 046頁

MAP

 
デンマークの国民高等学校であるホイスコーレの敷地内に建設されたギャラリー.4つの箱が入れ子状に重なった構成となっている.構造は仕上げから断熱材まで一体に成形したプレキャストコンクリートパネルによる壁式工法を採用している.

フォー・ボクシーズ・ギャラリー
撮影:Anders Sune Berg
リンツ・スーパー・ブランチ
設計 アトリエ・ワン
施工 Brüder Resch Hoch- u. Tiefbau GesmbH & Co KG
所在地 オーストリア・リンツ
新建築 2010年2月号 057頁

MAP

 
オーストリア・リンツのOKセンターで開催された展覧会.アトリエ・ワンは観賞のための通路となる木製トラスフレームの橋を設計した.橋は高低差のある複数の建物の屋上や屋内を上下し,観客は歩きながら周辺の街やアート作品を観賞する.

リンツ・スーパー・ブランチ
撮影:OK+Otto Saxinger
アトリエ・ビスクドール
設計 前田圭介/UID
施工 西友建設
所在地 大阪府箕面市

新建築 2010年2月号 062頁

MAP

 
緑溢れる住宅街の中に計画されたアトリエと住宅.腰壁=浮遊する帯を敷地内に2重3重に重ねることで,外部を内部に取り込んだり,内部が外部ににじみ出たりする.浮遊する帯は,鋼板サンドイッチ版構造.

アトリエ・ビスクドール
撮影:新建築社写真部
空の教会
設計 伊丹潤・アーキテクツ
施工 EOMJI HOUSE
所在地 大韓民国済州特別自治道西帰浦市

新建築 2010年2月号 070頁

MAP

 
韓国の済州島に計画中の「ビオトピア」プロジェクトの一画に建つ教会.同事務所による水,風,石,地と名付けられた4つの美術館(本誌0512)に続く作品.屋根は映り込みの異なる3色の亜鉛合板葺き.750mmピッチで配された木製柱は50×200mmの鉄骨パイプを内包している.

空の教会
撮影:佐藤振一
ヨコハマアパートメント
設計 西田司+中川エリカ/オンデザイン
施工 伸栄
所在地 神奈川県横浜市
新建築 2010年2月号 079頁

MAP

 
横浜の住宅地に建つ4戸の集合住宅.1階は製作やイベントのための広場,居住スペースはすべて2階.広場には水回りとガスレンジのほか,床暖房が設置されており製作や滞在するための場所として設計されている.2階部分は3角形の壁柱4本で支えられており,各住戸へは広場からそれぞれ個別の階段を上って入る.

ヨコハマアパートメント
撮影:新建築社写真部
SH
設計 坂倉建築研究所
施工 鹿島建設
所在地 東京都港区
新建築 2010年2月号 092頁

MAP

 
坂倉準三が事務所を開設し,さまざまな人びとが集った場所で,既存の建て替え.大きな樹木(ヒマラヤスギとケヤキ)を残しながら,3つのボリュームを雁行させて配している.低層階に店舗,上層階に10戸の賃貸住戸.コンクリートは3種類の樹種を用いた型枠パネルでつくられた.「東京ミッドタウン」に隣接.

SH
撮影:新建築社写真部
パークシティ浜田山
マスターアーキテクト 光井純
デザインアーキテクト 光井純&アソシエーツ建築設計事務所 KAJIMA DESIGN
施工 鹿島建設
所在地 東京都杉並区 
新建築 2010年2月号 100頁

MAP

 
三井不動産が1933年に浜田山グラウンドとして整備した8haの地の再開発計画。既存の樹木を残し、セキュリティを確保しながら地域に開く街づくりを実現させた。オープンな中庭を持つ中低層集合住宅A〜I棟と、これから予定されている戸建て住戸群により構成されている。

パークシティ浜田山
撮影:新建築社写真部
大崎ウエストシティタワーズ
設計 山下昌彦+UG都市建築
ランドスケープ PLACEMEDIA
施工 清水・フジタ建設共同企業体
所在地 東京都品川区
新建築 2010年2月号 108頁

MAP

 
老朽化した木造住宅密集地の再開発.4層の低層住宅棟,38層,39層の高層住宅棟,7層の業務棟により構成されている.低層棟は周囲のスケールに合わせ軒髙を設定.中央に通り抜けの広場をつくり,街に開放している.2棟の高層住宅棟は互いに向き合わないように配置することで,住戸間のプライバシーを確保.壁面には青色のLow-Eガラスを使用.

大崎ウエストシティタワーズ
撮影:新建築社
12のストゥッディオーロ(MM1221)
設計 小嶋一浩+赤松佳珠子/CAt
施工 松島興業
所在地 東京都港区
新建築 2010年2月号 116頁

MAP

 
都心の隣合うふたつの敷地に建つ2棟.それぞれ約4.5m角・5層の中に6戸(10.8〜15.79m2)の賃貸住戸が立体的に構成されている.全12戸はすべて異なるプラン.アクセスは2棟の間に設けられている.スラブ・壁厚共に150mmの鉄筋コンクリート造.

12のストゥッディオーロ(MM1221)
撮影:新建築社写真部
trois
設計 佐藤光彦建築設計事務所
施工 深澤工務店
所在地 東京都国分寺市
新建築 2010年2月号 125頁

MAP

 
許容容積率の低いゆったりとした住宅地の中に建つ集合住宅.3層のボリュームがずれて積み重なることで,テラスや庇を生み出している.共用階段と水回りを各々コアに収めて配置.ボリュームのずれとコアのずれが多様なプランを生み出す.

trois
撮影:新建築社写真部
松ヶ崎荘
設計 長坂大/Méga
施工 サクジ工務店
所在地 京都府京都市
新建築 2010年2月号 134頁

MAP

 
京都の住宅地,銅版画作家のアトリエ付き住宅の2階に,2戸の賃貸住宅を付属させた集合住宅.簡易的な版築工法でつくられた切り通しを抜けてエントランスに至る.家主と入居者が庭を共有する.外壁は,木ズリの上にラス(金網)を貼りモルタル左官で仕上げている.

松ヶ崎荘
撮影:新建築社写真部
HOUSE T
設計 進藤強/ビーフンデザイン
名和研二/なわけんジム

施工 平成建設
所在地 東京都練馬区
新建築 2010年2月号 142頁

MAP

 
7つのユニットで構成された木造賃貸併用住宅.現在3戸を賃貸,4戸をオーナー住戸兼オフィスとして使用しているが,組み合わせを変えることも可能.法規の制約をきっかけとして,各住戸に天井高1,400mmの「ガリバーゾーン」を設け床面積を増やすとともに,空間的な広がりももたせる.外壁は樹脂モルタルの上に撥水剤塗布.

House T
撮影:新建築社写真部
国領アパートメント
設計 小川広次建築設計事務所
施工 創建
所在地 東京都調布市

新建築 2010年2月号 148頁

MAP

 
3階建て,5戸の集合住宅.内部,外部共にコンクリート打ち放しにしており,断熱材はコンクリート打設時に,ダブル配筋の中央部に一体で打ち込まれている.細長い室内の四隅に縦長の開口を設けたり,高低差を付けたりすることで空間に動きや奥行を出している.

国領アパートメント
撮影:新建築社写真部
TRIFOLIATE
設計 早草睦惠/セルスペース
施工 大島建設
所在地 東京都
新建築 2010年2月号 156頁

MAP

 
地下1階・地上3階,全6戸のコーポラティブハウス.敷地は南側斜面で,眺望と緑が広がっている.変形し,かつ傾斜を持った土地の特性を活かし,6住戸を立体的・多様に構成している.全体ボリュームにY字型のスリットを設けて3つに分節し,適度なプライバシーと繫がりを生み出す.

TRIFOLIATE
撮影:新建築社写真部
浜田山のコーポラティブハウス
設計 インターデザインアソシエイツ 松本剛建築研究室
施工 松尾工務店
所在地 東京都杉並区

新建築 2010年2月号 165頁

MAP

 
全13戸のコーポラティブハウス.北には公営の駐輪場があり,南には法的規制により3階建て以上の建物が建たないため,将来にわたり南北に視界が開けている環境条件のよい敷地に建つ.「13の異なる地形」からなり,すべての住戸が南面し,できるだけ多くの住戸が北にも面するプラン鉄筋コンクリート薄肉ラーメン構造により梁がなくスラブが薄い.

浜田山のコーポラティブハウス
撮影:新建築社写真部
Y-3
設計 駒田剛司+駒田由香/駒田建築設計事務所
施工 八生建設
所在地 東京都渋谷区
新建築 2010年2月号 173頁

MAP

 
地下1階,地上3階,全7戸からなる集合住宅.最上階はオーナー住戸.交差する門型の構造フレームにより,外周がオープンとなり,またそのフレームによって空間がゆるやかに分割される.共用階段にはゲートを設けずやや内側に引きをつくることで,前面道路のバス停でバスを待つ人びとにも開放される.

Y-3
撮影:新建築社写真部
下目黒ハウス
設計 室伏次郎/スタジオ アルテック
施工 ユニホー辰カンパニー
所在地 東京都目黒区

新建築 2010年2月号 179頁

MAP

 
林試の森公園にほど近い敷地に建つ12戸のコーポラティブハウス.重層長屋住宅となっており全住戸の居室は南側に面し,さらにバルコニーもしくは専有庭が付く.北側には玄関と4列の設備スペースを配している.内部はフラットとメゾネットが組み合わさったプラン.

下目黒ハウス
撮影:新建築社写真部
石双居
設計 浅利幸男/ラブアーキテクチャー
施工 本田工務店
所在地 東京都世田谷区

新建築 2010年2月号 185頁

MAP

 
交通量の多い前面道路から幅員2mの敷地内通路=パッサージュを,馬蹄形の配置をした住棟が囲む,地上3階7戸が入る集合住宅.鉄筋コンクリート組積造.外部との境界は,中の生活が垣間見える格子戸を設け,滑らかに都市と繋いでいる.パッサージュは,路地として緑化,向かい合う住戸の開口はずらし,適度な界隈性がつくられている.

石双居
撮影:新建築社写真部
フォー・ボクシーズ・ギャラリー作品解説
4つの箱が入れ子状に重なる
デンマークの国民高等学校「クラベスホルム・ホイスコーレ」が,市民やアーティストたちとの繋がりをつくる拠点として整備する展示施設である.各学期約100名の学生が,教員や職員,その家族と共同生活を送りながらアートやデザ...
貝島桃代
新建築 2010年2月号 046頁
リンツ・スーパー・ブランチ作品解説
トラスを隆起,旋回させて屋上をわたり歩く
映画館やワークショップ,カフェを備えたアートセンターからなるリンツのOKセンター(公共文化センター)では,2009年に指定されたヨーロッパ文化都市に合わせて,「HÖHENRAUSCH(高所熱狂症)」展が企画されることになった....
貝島桃代
新建築 2010年2月号 057頁
アトリエ・ビスクドール作品解説
要望と敷地の特性
人形作家の奥様のアトリエと,ご夫婦の住宅である.要...
前田圭介
新建築 2010年2月号 062頁
空の教会作品解説
水の上に浮いた船のような造形
水,風,石,地と名付けられた4つの美術館(本誌0512)に続く建築であり,この教会を「空の教会」とした.
われわれが手掛けているプロジェクト・ビオトピアタウンハウスの西側にこの教会は位置する.空の教...
伊丹潤
新建築 2010年2月号 070頁
ヨコハマアパートメント構造解説
在来木造の原則を応用した設計
予算的な制約があったため,構造は在来木造以外,ほぼ選択の余地がなく,流通材で成立させる必要があった.
スラブ下の4本の壁柱とスラブ上の小屋部分,それぞれで通し柱を用意し,それをスラブに堅結することで木軸部...
中川エリカ x 西田司
新建築 2010年2月号 079頁
大崎ウエストシティタワーズ作品解説
既存のまちに溶け込む大規模再開発
敷地は大崎駅西口の直近にある.副都心として位置付けられ,駅側から見れば超高層オフィス街の一角を形成する.裏側は一転して百反通りという生活感の漂うストリートに面する.かつては老朽化した木造住宅・住商併用施設の密集するまちだった....
山下昌彦
新建築 2010年2月号 108頁
12のストゥッディオーロ(MM1221)作品解説
小ささに余白や拡がりを見出すために
東京・南麻布の懐深く,閑静な住宅街に,極小の「ストゥッディオーロ」がスタックされる.極小などとは大げさな,と思われるかもしれない.まずは数字を挙げた方がよいだろう.2棟ある.A棟は敷地28.2m
小嶋一浩 x 小嶋一浩
新建築 2010年2月号 116頁
trois作品解説
ボリュームの分割とシフトで多様な場をつくる
3戸のワンルームからなる小さな賃貸集合住宅.
7m×7mの正方形平面を持つ住戸をずらしながら積層した.この単純な操作によって,界壁がなく,4方向すべてに開口部があり,内部に匹敵する外部空間を持つという,通常の集合住宅...
佐藤光彦
新建築 2010年2月号 125頁
松ヶ崎荘作品解説
共有の庭を楽しめる入居者
共有の庭を楽しめる入居者
銅版画作家のアトリエ付きの住宅に,2戸の賃貸住宅を付属させた小さな集合住宅である.オーナーは広い緑地を要望しており,その緑地と門をオーナーと入居者が共有しするところから話はスター...
長坂大
新建築 2010年2月号 134頁
松ヶ崎荘版築工法解説
改良土を使った簡易版築工法
改良土を使った簡易版築工法
土の切り通し部分は版築のような表情でもっと安くできないか,工法を検討した.
工務店の発案により,まさ土に地盤改良材を混ぜた改良土で擁壁をつくることにした.自然に...
田中郁恵
新建築 2010年2月号 134頁
House T作品解説
独立ユニット型集合住宅と「ガリバーゾーン」が生み出すもの
HOUSE Tは閑静な住宅街に建ち,大きくふたつの特徴を持たせた木造賃貸併用住宅である.ひとつの特徴は建物全体の部屋の割り付けである.当初は3つの賃貸と,ひとつの大きなオーナーゾーン内に住まいと仕事場を求められたが,それをあえ...
進藤強 x 名和研二
新建築 2010年2月号 142頁
国領アパートメント
究極のワンルームの空間を求めて
甲州街道から南に50mほど入った住宅街にある,間口が8mほど,奥行は14mほどの敷地である.東側に4mの幅の前面道路を持ち,周囲には神社や消防団の施設,材木屋などもある.
3階建てのボリュームには,1,2階に約9坪の...
小川広次
新建築 2010年2月号 148頁
TRIFOLIATE作品解説
微地形による地域性
敷地は都内の南向きの斜面に位置する.周辺の地形は複雑に入り組んでおり,それに沿って,家々の床,屋根高さが変化している.家並みを見ていると,都会にもかかわらずどこか漁村の集落を思わせる.微地形による高低差が,界隈性と,家と家との...
早草睦惠
新建築 2010年2月号 156頁
浜田山のコーポラティブハウス
13の異なる地形
13の異なる地形
浜田山は神田川と善福寺川に南北を挟まれた台地で,土地はこのふたつの川に向けて緩やかに下っていく.敷地はこの台地のほぼ最高...
塩田能也
新建築 2010年2月号 165頁
Y-3作品解説
オープンな場を目指して/樹木のような建築
「Y-3」はビルディングタイプで言えば賃貸集合住宅に属するが,集合住宅にまつわる空間的な枠組みや制度といったものをできるだけ取り払って,都市の新しいプライバシーのあり方にフィットした,オープンで自由な場を提供することを目指して...
駒田剛司
新建築 2010年2月号 173頁
Y-3詳細解説
交差フレームとサッシの無造作な取り合い
コンクリートの躯体にアルミサッシを後付けしたような「あんこ」のない窓回り.建物高さ,階高,天井高,梁せいなどの寸法関係は,意匠,構造,法規のギリギリの擦り合わせで整合性を保っている.
駒田剛司
新建築 2010年2月号 173頁
下目黒ハウス作品解説
構築された外気の場の力,見えることを共有する「長屋」の可能性
構築された外気の場の力,見えることを共有する「長屋」の可能性
今日の住意識の社会状況は,敷地の極端な狭小化,プライバシー意識の肥大化と安全のためにということ,汚染する空気の条件,そして身体性のコミュニケー...
古谷洋平 x 室伏次郎
新建築 2010年2月号 179頁
下目黒ハウス敷地解説
12戸の重層長屋住宅のコーポラティブハウス
12戸の重層長屋住宅のコーポラティブハウス
計画地周辺は,由緒ある古寺を中心とする歴史的まち並みで,その古寺の袂を巡る参道沿いには商店が軒を連ね,賑わいを呈している.本計画では,その参道から延びる緩勾配の...
古谷洋平
新建築 2010年2月号 179頁
下目黒ハウス設備解説
設備スペースを北側に集約する
設備スペースを北側に集約する
建物は,東西に短冊状4列の5,500mmスパンに分割された平面,東西妻側に900mm幅の壁と開口が交互に連続した外殻で,各住戸は南北に抜けるトンネル状の空間になっている...
古谷洋平
新建築 2010年2月号 179頁
石双居作品解説
収益物件としての賃貸型集合住宅は,より多くのキャピタルゲインを追い求める結果,敷地いっぱいに最大の容積率で建てられることが多い.決して広くはない部屋の窓を開ければ隣家が迫り,ドアを開け一歩外に出れば,そこはもう都市...
浅利幸男
新建築 2010年2月号 185頁
建築論壇
site specificからsite determinedへ 建築がその場所にできること
彫刻の4つの類型
この話は,ランドスケープ・アーキテクトの三谷徹さんと「WEEKEND HOUSE ALLEY」(本誌0805)について対...
千葉学
新建築 2010年2月号 040頁
フォー・ボクシーズ・ギャラリー リンツ・スーパー・ブランチ 論文
幸せな建築の枠組み
建築の社会性
どんな建築も,それが建つこと自体が,社会的である.建築がこの世界に生み出され持続されるには,建築家だけでなく,建築主やそれを...
貝島桃代
新建築 2010年2月号 060頁
ESSAY
Jarden privéと京都祇園南側
京都祇園が四条通りを挟んで南側と北側に分かれていること,また南側と北側の街並みを比較すると大きな違いがあることをご存知の方は多いであろう.しかし,その街並みの違いの背景には土地の所有をめぐる基本的な違いがあることを知っている方...
小林重敬
新建築 2010年2月号 015頁
ESSAY
創造性を喚起する社会へ
「日本は創造性を喚起しない社会だ」と言われてきた.日本はデザインや技術でしか世界に貢献することができないのに,世界最初とか世界初とかという製品や建築は少ない.私自身の経験から言うと,プロポーザルやコンペで新しい考え方を提案する...
仙田満
新建築 2010年2月号 017頁
EXHIBITION
内井昭蔵の思想と建築 自然の秩序を建築に
内井昭蔵氏(1933〜2002年)の回顧展「内井昭蔵の思想と建築 自然の秩序を建築に」が,自身の設計による「世田谷美術館」(本誌8607)で開催されている(展覧会詳細は220頁).
会場はふたつのパートに...
新建築 2010年2月号 022頁
EXHIBITION
Thonik Exhibition "en"
2008年ヴェネチア・ビエンナーレ建築展のビジュアル・コミュニケーションを行うなど世界的に注目されるオランダのグラフィックデザインスタジオ,Thonik(トーニック)による展覧会が東京・青山のSPIRAL(設計:槇...
新建築 2010年2月号 023頁
EXHIBITION
stream DEW 2009 ──清水建設プロジェクト展とシンポジウム
清水建設の設計施工による3つのプロジェクトを紹介する展覧会が開催された.
「新本社プロジェクト」は2011年竣工予定の清水建設の新本社で,カーボンハーフを実現するコラムレスオフィス.「大阪富国生命ビル」(...
新建築 2010年2月号 023頁
FOCUS IN
前田圭介氏が語る 「白」を決断させた光触媒コーティング材 TOTOオキツモコーティングス──ハイドロテクトカラーコートECO-EX
太陽の力で汚れを分解し雨で汚れを流すTOTOオキツモコーティングスのハイドロテクトカラーコートECO-EX.長期にわたって美しい外壁を保つことができるため注目されているが,ほかにも,空気浄化,抗カビ・抗藻,遮熱など...
新建築 2010年2月号 029頁
FOCUS-IN
ルドヴィカ&ロベルト・パロンバがデザイン 日常から解き放たれるバスルーム セラトレーディング──ZUCCHETTI「FARAWAY」
セラトレーディングはイタリアの水栓メーカー,ZUCCHETTIの新コレクション,FARAWAYを発売した.デザインしたのはルドヴィカ&ロベルト・パロンバ(以下,パロンバ).プロダクトデザインから建築設計まで...
新建築 2010年2月号 031頁