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新建築 2010年1月号
表紙の作品:ペンシルバニア大学アネンバーグ・パブリックポリシーセンター
撮影:新建築社写真部
新建築2010年1月
 
定価:¥2,000(本体¥1,905) 234頁
297mm x 221mm
 

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主な収録作品:イズマイリ・イママット記念館+ペンシルバニア大学 アネンバーグ・パブリックポリシーセンター=槇文彦 澄心寺庫裏=宮本佳明 虎屋京都店+とらや一条店改装=内藤廣 星のや 京都=東利恵・長谷川浩己 コーンズ大阪サービスセンター=丹下憲孝 Carina store=妹島和世 フラワーショップH=乾久美子 JFEケミカル・ケミカル研究所=木下昌大 新潟駅南口駅舎接続施設/南口駅前広場=堀越英嗣 國學院大學渋谷キャンパス再開発計画=日建設計 追手門学院大学1号館=三菱地所設計 流通経済大学 スポーツ健康センター=清水建設

建築21世紀 2010年とその先
次の10年に向けて23の提言
青木茂 新井久敏 小野田泰明 金箱温春 菊竹清訓 北典夫 北山恒 隈研吾 後藤治 白井宏昌 菅順二 塚本由晴 中山茂樹 難波和彦 西沢立衛 林昌二 原広司 藤森照信 水野一郎
村上周三 山田幸夫 山梨知彦 六鹿正治
対談:建築は誰のためにつくるのか 伊東豊雄×古谷誠章
建築クロニクル 2001-2009

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イズマイリ・イママット記念館
設計 槇総合計画事務所
施工 PCL Constructors Canada
所在地 カナダ・オンタリオ州オタワ
新建築 2010年1月号 058頁

MAP

 
イスラム教シーア・イズマイリ派の第49代イマーム(最高指導者),アガ・カーンによる非宗教施設.また,アガ・カーンによるカナダでの活動団体の施設でもある.外壁は高透過ガラス,半透明のセラミックフリットガラス,白い結晶化ガラス(ネオパリエ)によって構成されている.ガラスドーム(高透過ガラス)の載ったアトリウムは,グラスファイバーメッシュスクリーン,アルミキャストスクリーンがレイヤー状に重ねられ,時間によってさまざまな光の状態を生み出す.

イズマイリ・イママット記念館
撮影:新建築社写真部
ペンシルバニア大学
アネンバーグ・パブリックポリシーセンター

設計 槇総合計画事務所
施工 Hunter Roberts Construction Group
所在地 アメリカ合衆国・ペンシルバニア州フィラデルフィア
新建築 2010年1月号 072頁

MAP

 
報道の内容や公共政策に関する研究を中心とした施設.ペンシルバニア大学のキャンパスの中央部に位置する.周囲には勾配屋根の古い煉瓦造や外壁がライムストーンの建物など,異なる時代の建築が建つ.ガラスカーテンウォールと木製のインナーサッシによるダブルスキン.木(メープル)のパネル戸が不規則に配列されている.一部が可動で室内環境を調整できる.

ペンシルバニア大学
アネンバーグ・パブリックポリシーセンター
撮影:新建築社写真部
澄心寺庫裏
設計 宮本佳明/宮本佳明建築設計事務所
施工 渋崎建設
所在地 長野県上伊那郡箕輪町
新建築 2010年1月号 088頁

MAP

 
曹洞宗澄心寺は,長野県の山間にあり550年の歴史を持つ.今回計画された庫裏は伽藍配置を踏襲し,屋根形状も寺院との調和に配慮している.鉄筋コンクリート造の大屋根はシェルと折板構造を組み合わせたもので,3本の柱のみで支持されている.大屋根の下に木造の居室空間がつくられた.

澄心寺庫裏
設計:宮本佳明/宮本佳明建築設計事務所
虎屋京都店
設計 内藤廣建築設計事務所
施工 鹿島建設
所在地 京都府京都市上京区
新建築 2010年1月号 100頁

MAP

 
京都御所の傍にある虎屋発祥の地に,以前よりあった菓子製造と喫茶スペースに,ギャラリーなどを新たに加えた施設.喫茶 虎屋菓寮の天井は150mm間隔に配されたスギ集成材で,圧縮力を負担する構造部材としても働く.屋根面に設けられたトップライトからは光が差し込む.敷地の外周には路地が巡り,既存の樹木を生かした庭へと至る.

虎屋京都店
設計:内藤廣建築設計事務所
とらや一条店改装
設計 内藤廣建築設計事務所
施工 鹿島建設
所在地 京都府京都市上京区
新建築 2010年1月号 113頁

MAP

 
烏丸通りを挟んで京都御所と隣り合う敷地.西に近接する京都店の玄関としての役割も担う店舗の改装.通りに面した40mの細長い形状.外壁はレッドシダーのルーバー,陶磁器のタイルとガルバリウムが用いられた.

とらや一条店改装
設計 内藤廣建築設計事務所
星のや 京都
設計 東 環境・建築研究所/東利恵 
ランドスケープ オンサイト計画設計事務所

施工 前田建設工業
所在地 京都府京都市西京区
新建築 2010年1月号 118頁

MAP

 
京都嵐山,渡月橋にほど近い保津川沿岸にあるリゾートホテル.およそ100年前から使われてきた木造の旅館を改築したもの.敷地中央には路地が通り「池の庭」と「奥の庭」がある.建物は既存木軸をそのまま生かし,古い木部には洗いをかけて再生している.また既存アルミサッシはすべて木製サッシに取り替えられた.

星のや 京都
撮影:新建築社
コーンズ大阪サービスセンター
設計 丹下都市建築設計
施工 安藤建設
所在地 大阪府大阪市住之江区
新建築 2010年1月号 128頁

MAP

 
自動車販売会社の自動車整備工場とショールーム.平面計画はフェラーリ,マセラッティ(F&M棟)とベントレー,ロールスロイス(B&R棟)とにゾーニングされ,B&R整備棟,ショールーム,F&M整備棟が設けられている.それらを緩やかなカーブの壁で繋いでいる.

コーンズ大阪サービスセンター
設計:丹下都市建築設計
撮影:新建築社写真部
Carina store
設計 妹島和世建築設計事務所
施工 坪井工業
所在地 東京都港区
新建築 2010年1月号 136頁

MAP

 
2,3階建ての低層の建物が並ぶ地域に建つセレクトショップ.外壁は,全面ペアガラス張りの周りをアルミのエキスパンドメタルが覆う.内外の風景は,エキスパンドメタルを通してやわらかく見え隠れし,時間,場所,光の状態によって変化する.

Carina store
撮影:新建築社写真部
フラワーショップH
設計 乾久美子建築設計事務所
施工 清水建設
所在地 東京都千代田区
新建築 2010年1月号 145頁

MAP

 
日比谷公園内に建つ地上1階,地下1階の鉄骨造の花屋.既存店舗の老朽化に伴い同規模のものへと建て替えられ,既存店舗と同じ床面積100m2弱を細切れにして配置したプラン.四方がガラスに囲まれ,面積に対して階高が7.5mと高く,室内に入ると天井の存在を感じさせない高さとなっている.外壁は周辺の石張りと統一させた御影石張り.



フラワーショップH
撮影:新建築社写真部
JFEケミカル・ケミカル研究所
設計 木下昌大建築設計事務所
施工 清水建設
所在地 千葉県千葉市中央区
新建築 2010年1月号 154頁

MAP

 
JFEケミカルの研究所.東京湾に面した工場地帯の中に配されている.実験室や講堂を動線と共に立体的に渦を巻くように配置し,それらに挟まれた2階の執務室,会議室をセキュリティの高いスペースとしている.3度,6度,9度に傾けた柱を配置したラチス状の構造が水平力と鉛直力を負担する.

JFEケミカル・ケミカル研究所
撮影:新建築社写真部
新潟駅南口駅舎接続施設/南口駅前広場
設計 堀越英嗣+堀越共同企業体
   東日本旅客鉄道 パシフィックコンサルタンツ

施工 鉄建建設(駅舎接続施設)他
所在地 新潟県新潟市

新建築 2010年1月号 162頁

MAP

 
新潟駅駅舎駅前広場提案競技設計最優秀案の第一期として行われた南口の整備.貨物のヤードが排された後,駐車場として使われていた場所を広場とし,東西を繋ぐペデストリアンデッキを整備.ペデストリアンデッキと広場を繋ぐ縦動線として,エレベータ,階段を内蔵した「コネクターキューブ」を設けた.

新潟駅南口駅舎接続施設/南口駅前広場
設計:堀越英嗣+堀越共同企業体
   東日本旅客鉄道 パシフィックコンサルタンツ
撮影:新建築社写真部
國學院大學渋谷キャンパス再開発計画
設計 富樫亮+朝田志郎/日建設計
施工 鹿島建設
所在地 東京都渋谷区
新建築 2010年1月号 170頁

MAP

 
2001年の大学創立120周年を期に9年間の歳月をかけて再計画された國學院大學の渋谷キャンパス.若木タワーは各棟の容積を転用することで高層化を実現.街に対して大学のシンボルとなっている.敷地中央と,2階レベルの動線がキャンパス全体を繋いでいる.各棟の庇は内部への日射と換気をコントロールしており,キャンパス全体がこのファサードデザインで統一されている.

國學院大學渋谷キャンパス再開発計画
撮影:新建築社写真部
流通経済大学 スポーツ健康センター
設計施工 清水建設
所在地 茨城県龍ヶ崎市
新建築 2010年1月号 185頁

MAP

 
メインアリーナは47×47mの張弦ドーム構造の屋根が架かる.サブアリーナは,短辺27m,長辺38mの楕円形屋根が載る.長辺方向にキールアーチを架けることによって,無柱空間を実現している.共にスリット状の開口から周囲の緑を取り込んでいる.既存キャンパスに対し,軸線を振ってつくられた3棟とプラザ.大階段とエントランスギャラリーが既存軸線を受ける.

流通経済大学 スポーツ健康センター
撮影:新建築社写真部
澄心寺庫裏作品解説
お寺を流れる時間
お寺を流れる時間
青雲山澄心寺は,日本アルプスの山々に囲まれた長野県箕輪町にある古刹である.開山は1199年と伝えられ,曹洞宗の寺院としても550年の歴史を持つ.現在の伽藍は大きく1752年創建の法堂と1...
宮本佳明
新建築 2010年1月号 088頁
澄心寺庫裏構造解説
「一枚の大きな屋根」と「自由に展開する木軸」
「一枚の大きな屋根」と「自由に展開する木軸」
麓のまちを見守り続ける大きな屋根と,その下で時と共に移りゆく暮らし.一枚の大きな鉄筋コンクリート屋根の下に,...
陶器浩一
新建築 2010年1月号 088頁
虎屋京都店,とらや一条店作品解説
「待つ」という意識
待つこと
京都駅の喧噪を離れて北に向かう.左手に東本願寺を見て四条を過ぎたあたりから前方に大きな森が見えてくる.御所はほとんどが公園化されている.巨大なブラックホールのように見えるが,大きさのわりには場所...
内藤廣
新建築 2010年1月号 100頁
虎屋京都店作品解説
庭と路地の余白に建物を配置する
庭と路地の余白に建物を配置する
この建物は,虎屋がこれまでここで営んできた生菓子の製造と喫茶 虎屋菓寮に,講話や展示を行うギャラリーを新たに加えた施設として計画された.
全体としては,江戸...
蘆田暢人
新建築 2010年1月号 100頁
虎屋京都ディテール解説
鉄骨と集成材による繊細な構造体
鉄骨と集成材による繊細な構造体
菓寮の屋根架構は,125×75mm角の登梁(@450mm)と水平ブレースで構成された鉄骨と,6層のラミナで幅85mm×高さ65mmの断面を持つ吉野杉の集成材(@150...
蘆田暢人
新建築 2010年1月号 100頁
とらや一条店作品解説
京都御所の向かいに建つ建物として
京都御所の向かいに建つ建物として
幹線道路である烏丸通を挟んで京都御所の向かいに位置する一条店は,通りから一歩奥に入ったところにある京都店に対して,多くの道行く人の目に映る虎屋の顔としての役割を担う.建物...
蘆田暢人
新建築 2010年1月号 113頁
星のや京都作品解説
星のやの再生
星のやの再生
京都嵐山,渡月橋から舟で10分ほど川を上ると星のや京都にたどり着く.街中の喧噪から離れた山と川だけの世界に建つ木造の建物群の再生が今回の計画である.百年近くの歴史を持つ旅館の後継者が途...
東利恵
新建築 2010年1月号 118頁
星のや京都ディテール解説
障子が演出する空間
障子が演出する空間
和室の障子は,既存の障子を一部残しているが,大部分の障子は新たにデザインした.ひとつのタイプは,3m近い高さの天井に合わせた障子で,斜めの幾何学的模様にし,天井の高さを強調させ,空間の...
東利恵
新建築 2010年1月号 118頁
星のや京都ランドスケープ解説
峡谷の景観
峡谷の景観
プロジェクト最大の特徴は,言うまでもなく急峻な斜面地での既存改修にある.改修前は眼前の峡谷の景観こそが売りで,敷地内の外部空間は和風の趣は持ちつつも,単純な動線空間であり,しかも建物によ...
長谷川浩己
新建築 2010年1月号 118頁
コーンズ大阪サービスセンター作品解説
車たちのための建築
フェラーリ,マセラッティ,ベントレー,ロールスロイスの4ブランドの輸入,販売を手掛ける自動車販売会社の自動車整備工場とショールームの計画である.計画建物は,フェラーリ,マセラッティ(F&M棟)とベントレー,ロールスロイ...
丹下憲孝
新建築 2010年1月号 128頁
コーンズ大阪サービスセンターディテール解説
サイン,ランドマークとしてのR壁
高さ9.5m,全長112mのR壁は,構造的には高さ2mのトラス梁と200mm角,250mm角の11本の柱で構成しており,両面をガルバリウム鋼板の角波板(リブ23.3×24×148mm,t=0.4mm)で覆っている.疾走感を表し...
丹下憲孝
新建築 2010年1月号 128頁
Carina store作品解説
透明のような不透明のような
東京の青山に建つ,子ども服などを扱うセレクト・ショップである.周りは隣棟間隔をある程度保ちながら,2,3階建ての低層の建物が建ち並ぶ,店舗と住宅が混じっているような地域である.
建物は高さ9mほどの四角い...
山下貴成
新建築 2010年1月号 136頁
妹島和世氏インタビュー
交響曲のような建築 ──ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展ディレクター就任
今,建築の質を考える

──ヴェネチア・ビエンナーレ総合ディレクター就任おめでとうございます.女性初,日本人初の就任ですが,まず...
新建築 2010年1月号 136頁
スモールハウスH作品解説
境界の曖昧さを追求する
都心の公園に建つ小さな花屋.老朽化した店舗を同規模のものに建て替えた.敷地のある日比谷周辺には石張りのゆったりした規模のビルが建ち並んでいるが,そのビル群をミニチュア化したような計画だ.とはいっても高さはかつての店...
乾久美子
新建築 2010年1月号 145頁
JFEケミカル・ケミカル研究所作品解説
「渦」によって与条件を解く
製鉄所で発生するコールタールやガスなどを原料とし,世界屈指の材料を開発・販売しているJFEケミカルの新しい研究所.施主が求めたのは,「研究効率」,「高セキュリティ」,「快適性」,「シンボル性」の4つ.市場に合わせて...
木下昌大
新建築 2010年1月号 154頁
JFEケミカル・ケミカル研究所環境解説
フレキシブルな実験設備インフラ
実験室にはフレキシビリティが求められるため,実験台サイズをベースにモジュールをつくった.排水口を床に,天井には同じモジュールでケーブルラックを並べた.そのほか,給排気,給水,実験用ガスについてもケーブルラックがつく...
木下昌大
新建築 2010年1月号 154頁
JFEケミカル・ケミカル研究所構造解説
3つの耐震コア
渦を巻くボリュームによって生じるふたつのシャフトと,利便性のために設けた中央階段室を耐震コアとして計画した.これらのコアにより,おおよそ平面上で正三角形が形成され,耐震計画上バランスの取れた構成とした.
...
木下昌大
新建築 2010年1月号 154頁
新潟駅南口駅舎接続施設/南口駅前広場作品解説
「空ろ」をデザインすること
駅は人と物の交差点である.そこは絡み合った機能の動線が軌跡を描くアクティブな場所であるが,それと同時に出発,希望,帰郷,別れという,心が記憶として留まる場所でもある.そこには喧噪の中の静寂が必要である.コンペの提案...
堀越英嗣
新建築 2010年1月号 162頁
新潟駅南口駅舎接続施設/南口駅前広場経緯解説
「人」で繋がること
この計画は2002年に行われた新潟駅駅舎駅前広場提案競技設計最優秀案の第一期である.計画全体は事業着手から20年で完成する予定で,現在工事が始まっている在来線の高架事業に伴う新築の駅舎と新幹線駅舎の改修および北口万代広場の完成...
堀越英嗣
新建築 2010年1月号 162頁
國學院大學渋谷キャンパス再開発計画作品解説
9年にわたる再開発計画
9年にわたる再開発計画
大学は知識を生み授ける場であると共に,人びとが出会いを求めて集まる知的ネットワークの中心でもある.社会が高度に情報化されるほどface to faceのコミュニケーションが重...
朝田志郎 x 富樫亮
新建築 2010年1月号 170頁
國學院大學渋谷キャンパス再開発計画建て替え解説
成長するキャンパス建て替え計画
成長するキャンパス建て替え計画
本キャンパスは敷地が決して大きくないため,120周年記念1号館部分の敷地を種地とし,新築5棟と道路上空を繋ぐブリッジ2本,敷地内を南北に貫く「千年の道」の上にかかるキャンパ...
朝田志郎
新建築 2010年1月号 170頁
國學院大學渋谷キャンパス再開発計画動線解説
立体型キャンパス
立体型キャンパス
講義室や研究室といった機能空間のみならず,食堂やラウンジ,キャンパスモールなどの共用空間においては,活発な交流の場が生み出され,教育・研究のための機能的な空間と補完し合うことで,大...
朝田志郎
新建築 2010年1月号 170頁
國學院大學渋谷キャンパス再開発計画開口部解説
環境と呼応するエコキャンパス
環境と呼応するエコキャンパス
國學院大學では「環境配慮型キャンパス」を実現させるため,日本の伝統的な建築の作法に立ち返り,高密度な都市にあっても極力自然の力を活用して,エネルギー消費の少ない快適で長寿命な...
朝田志郎
新建築 2010年1月号 170頁
國學院大學渋谷キャンパス再開発計画庇解説
日射をコントロールする庇(フィン)
日射をコントロールする庇(フィン)
建物の外観は,コンクリート製の壁柱とアルミハニカムパネルのふたつの素材によって構成された,庇の組み合わせによって形づくられている.
大庇を構成する縦庇はコンク...
朝田志郎
新建築 2010年1月号 170頁
國學院大學渋谷キャンパス再開発計画構造解説
意匠,設備と一体になったC型ユニット構造
意匠,設備と一体になったC型ユニット構造
学校建築に適した合理的な構造システムとして「C型ユニット」を採用した.この構造システムは,講義室を取り囲むC型配置の鉄筋コンクリート耐震壁,外壁開口面の壁状柱と水...
長瀬悟
新建築 2010年1月号 170頁
創刊85周年,および創刊1,000号を迎えて
新年おめでとうございます.
『新建築』は,大正14年(1925年)7月,京都帝国大学武田五一博士のご指導のもと第1巻第1号が刊行され,本年創刊85周年を迎えました.また今夏には,通巻第1,000号を迎える節目も重なり...
吉田信之
新建築 2010年1月号 011頁
ESSAY
ヘンな住宅
筆者の住んでいる町は,今は見る影もない平凡な住宅地になったが,戦前,つまり昭和初期には湘南地方有数の優れた別荘地だった.当時は,隣の辻堂は大半が砂原に過ぎず,茅ヶ崎も駅周辺だけの集落で,あとは海岸一面にマツ林が続いていた.
桐敷真次郎
新建築 2010年1月号 013頁
INTERVIEW
新建築中国語版『日本新建築』が中国国内で出版開始 大連理工大学出版社金英偉社長+『日本新建築』范悦編集長インタビュー
中国における現在の建築事情をお聞かせください.
  ご承知のように,近年,中国の建築は急速に発展しています.公共や民間を問わず,大規模な...
新建築 2010年1月号 019頁
EXHIBITION
中尾寛 nobody home
身体を建築の中に押し込み,閉じた状態から精神を解放させようとする建築家・中尾寛氏の作品.今回は,その作品をさらに風景の中に押し込み,別のコンテクストで切り取る小野強志氏の写真が会場で組み合わされる.湿原や川の中,海岸の岩場など...
中尾寛
新建築 2010年1月号 021頁
EXHIBITION
PROTOTYPE 03 展
家具やプロダクト,建築などのデザインに関わる19組による展覧会である.今年で3回目となり,会場を東京ミッドタウン内のデザインハブへと移しての開催となった.会場構成は長岡勉氏によるもので,低い机の上には,でき上がったプロダクトだ...
新建築 2010年1月号 021頁
EXHIBITION
NO MAN'S LAND 創造と破壊@フランス大使館──最初で最後の一般公開
在日フランス大使館の新庁舎移転(「新フランス大使館」,設計:竹中工務店/ADPI,本誌0912)に伴い,空になった旧庁舎でアートイベントが開催されている.この旧庁舎は,1957年ジョゼフ・ベルモンにより設計されたも...
新建築 2010年1月号 023頁
企画広告
連載 建築照明探検隊 ー空間と照明のデザインー 第2回 意識させない照明 青木淳×菊地宏・藤原徹平・宮下信顕
企画趣旨
若手建築家3人が,設計者から作品と照明の解説を受けながら,建築と照明の関係を探っていく連載の第2回.今回は青木淳氏による「TAR...
新建築 2010年1月号 026頁